2025年11月1日更新
弊社のEdgeAIへの取組
AAC株式会社代表取締役 浅香忠満
はじめに
IoT機器(各種センサー、RFID、カメラ、・・・)によるデータ分析は従来は人間やデータ分析
ツール(BI含む)の役割りでしたが、ここに生成AIを活用する想定でEdgeAIのユースケース
をシナリオ含めて考えて参ります。
本サイトではユースケースやシナリオについて公開出来る範囲でご説明させて戴きます。
また、弊社は製造業の業務コンサルが主業で、生成AIが課題解決になる業務コンサルを
させて戴いています。
生成AIツールの提供も対応させて戴いていますが、他社様の生成AIツール、AIエージェン
トツール、エッジAIツールとも業務コンサルを通じてご支援させて戴いています。
2025年10月23日
本編
[1] 工場IoTとエッジAIを組合せる場合
先ずは軸足を工場内の
IoT + エッジAI
におきます。
ここで言う”IoT”とはIoT機器(前述)を指しますが、エッジAIの目的に応じてユースケース
を考えます。
ユースケースはIoTデバイス(複数種類の組合せ含む)によってシナリオも変わります。
例えば、
S1 製造業の工場ラインの課題を洗出し、
S2 課題解決の1つの方法として、IoTの構築を考えて、
S3 IoTでデータ収集、蓄積を行い、
S4 課題解決に応じた値に注目し、EXCEL(可視化含む)やBIツールで課題分析
を行いますが、ここにエッジAIを使って、人が行う課題分析と対策をエッジAIで行い、場合
によっは
S5 フィードバック制御まで行う。
というシナリオです。
PoCとしては、
P1 目的に応じたIoT機器(各種センサー、RFID、カメラ等含む)を用意し、
P2 エッジAI製品の複数準備し、
P3 シナリオによってはSIも含めて準備
P4 PoC実施
等を行います。
結果は
E1 目的達成度を確認し、
E2 人がやる場合(従来)との比較をし、
E3 人では諸事情で出来ない付加価値を整理
等を通じて
E4 PoC結果報告書
にまとめます。
これらPoCを通じて本番運用の可能性を判断し、前に進める場合はPoCでのノウハウを含
めて本番運用に向けた準備を行い、運用テストを通じて本番運用を開始します。
これらを図にすると、以下のようになります。
ここで、エッジAI製品の評価として、BIツールを検証ツールとして併用するのも1つです。
例えば、上記S4の可視化ツールとしてBIツールを使うのは元より、E2の従来比較でもBIツ
ールを使用して、エッジAI製品の確からしさを検証するものです。
そのエッジAI製品の信頼性を確認するのに上記シナリオが役立つ可能性があります。
また、同じデータを用いて、弊社生成AIツールとの比較によってエッジAI製品の信頼度を
検証する方法もございます。
これらを図にすると、以下のようになります。
[2] 部門別各種分析業務にエッジAIを活用する場合
AAC 製造業DX概念図

部門別各種分析業務をBIツールで行う場合のユースケース(ChatGPT5より)ですが、
これをエッジAI製品と両方でやってみます。
これら部門別分析業務にエッジAIを活用し、正解根拠としてBIツールを併用する方法もあ
ります。
弊社に出来ること
1 製造業への提案ご支援。(元大手製造業IT/DX技術者)
2 IT/DX業界の幅広いご支援。(中立的立場で業務コンサル)
3 エッジAIの有効性検証ご支援。(弊社検証ツールも併用)
関連サイト
カタログ AAC生成AIツール”GPB”のご紹介(印刷用)
生成AI経緯 AAC生成AIヒストリー
動画サイト AACYouTubeサイト
